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デニスのブログ

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Category Archives: 日本語

Culinary Knife Ceremony(庖丁初め俎開き式)

26 Thursday Jan 2017

Posted by depyon in English, 日本語

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I had the greatest honour to attend the Culinary Knife Ceremony, a traditional ritual at the beginning of the year to show our appreciation for food and to honour the gods. This ritual can be traced back to more than 1000 years where the Shijo Tsukasake family, part of the Japanese aristocracy, was first bestowed with the responsibility to ritualize the handling of knives and preparing of food.

今日はご縁があり、本年度の庖丁初め俎開き式にお招きいただき、出席させていただきました。この儀式は食材への感謝の心を神に捧げる儀式で、1000年以上前から続いている伝統だそうです。和食の真髄は「日本料理道」にあり、その祖神として1200年前に元侯爵の四條家が選ばれたそうです。この儀式は庖丁捌きの掟を定めるだけでなく、日本料理道の原点とも言われています。

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2017年:原点に戻る

01 Sunday Jan 2017

Posted by depyon in 日本語

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年末年始を過ごした福岡から東京に戻ってきました。

2016年は「出会い」と「旅」の1年でした。

2016年1月→アチェ(インドネシア)→シンガポール→伊豆(静岡)→箕面(大阪)→石巻(宮城)→熊野川町(和歌山)→津・四日市(三重)→福岡・糸島(福岡)→奈良→京都→会津若松(福島)→陸前高田(岩手)→登別・白老町・小樽・美瑛・富良野・旭川・札幌(北海道)→岡山・倉敷(岡山)→奥会津(福島)→名古屋(愛知)→矢掛・岡山(岡山)→広島・大崎上島・下蒲刈島・竹原・尾道(広島)→甲府(山梨)→福岡・八女(福岡)→東京(2017年)

たくさんの人と出会い、たくさんの経験をさせていただきました。

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卒業しました〜

16 Friday Sep 2016

Posted by depyon in Favourites (お気に入り), 日本語

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2016年9月16日、東京大学大学院情報学環・学際情報学府を卒業しました!この2年間を振り返ってみると、「学生」と「東大生」という身分のおかげで、本当に様々な活動に関わらせていただきました。私は本当に良い家族と素敵すぎる友達に囲まれている。これからようやく学生を卒業するのですが、しっかり自立して社会に貢献しなきゃ!!

I have graduated from the Graduate School of Interdisciplinary Information Studies of the University of Tokyo. Looking back, it has been a fruitful and enriching two years. Apart from my research, I was involved in a wide range of events, partly thanks to my identity as a “student of the University of Tokyo”. I am truly blessed with a supporting family and fabulous friends. As I graduate from this university, and graduate from my identity as a student, it is time for me to stand independent and contribute to society!

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DOOR to ASIA 2016

15 Thursday Sep 2016

Posted by depyon in ニッポン, Favourites (お気に入り), 日本語

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DOOR to ASIAという活動に参加するため陸前高田でとても濃い1週間を過ごしてきた。DOOR to ASIAとは、アジア各国のデザイナーを日本のある地域(今回は陸前高田)の地元事業者と交流しながら、各事業者の歴史、文化、または思い入れなどを理解してもらった上で、その事業者の商品なり、ロゴなりをデザインしてもらったり、または新しい事業形態やビジネスアイデアなどを提案してもらったりする活動だ。

日本各地には良いモノがたくさんある。東北もそうだ。しかし、災害によって被害を受けた事業もあれば、または高齢化・人口流出による後継者不足の問題に直面している事業もある。日本の総人口が減少している中、「海外展開」という新しい視点を取り入れる可能性を探るきっかけにもなる。

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ギフト経済

15 Sunday May 2016

Posted by depyon in ESD, 日本語

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ギフト経済

gift_economy(1)(この投稿の内容のほとんどは以下のチャールズ・アイゼンシュタイン氏のドキュメンタリーから翻訳したものになります。)

現代の世界は「なぜ」に満ちあふれている。なぜ私達は生物多様性の危機に直面しているか。石油や化石は大気汚染に繋がることを知っているのに、私達はなぜ未だに石油や化石燃料を使っていて、それにまつわって紛争をしているか。この様々な「なぜ」を解いていくと、「お金」に辿り着くことが多い。なぜ現代の社会ではお金に左右されているのだろうか。

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和蝋燭に秘められたものとは

22 Friday Apr 2016

Posted by depyon in 日本語

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和蝋燭, 伝統

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6年ぐらい前に滋賀県の和蝋燭の職人さんをお訪ねしたときに、和蝋燭のことを初めて知って色々勉強になった。和蝋燭をはじめとする日本の伝統産業に関しては少し関心はあったけど、その奥深さや深みについてはほとんど知らなかった。この訪問をきっかけに、和蝋燭、そして日本の伝統産業に秘められた、あるものに気付いた。

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短歌

20 Wednesday Apr 2016

Posted by depyon in 日本語

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短歌, 思想, 伝統

2014年の夏に文化功労者に選ばれた岡野弘彦氏にお尋ねしたときに学んだ話。

「短歌という日本的思想が潜む文化的媒体と、時代に応じた今の変化」

正直、短歌・俳句・連歌など、今まではなんとなく聞いたことはあったけど、その違いがわからなかった。恐らくそういう日本人も多いのではないだろうか。岡野先生の話によると、日本の古き良き精神、思想、言語(文語)などは敗戦後に急減したせいか、今の若者は「日本的思想」を知る由が無くなった。もちろん、短歌などには、日本の歴史、宗教なども関わっているけど、そこは知識不足のためあまり理解できなかった。

やっぱり言語ってある文化の媒体という非常に大きな役割を果たしている。言語が乏しくなるにつれ、その文化も代々伝わらなくなってしまう。これは、恐らく日本に限った話ではないと思う。英語や中国語を母国語とする現在の若者で、その言語の古文を解読したり詩を書いたりできる人はどれくらいいるのだろうか。

俳句には言葉と拍子の決まりはもちろん、必ず季語があり、そして上の句にはだいたい「地形」、下の句には「情緒」が入る。ほかにも色々な約束はあるかと思うが、そこは詳しくないのでご了承ください。

「季節」、「地形」といった自然的要素、それから「情緒」、「言葉」という人間的要素が綺麗に和えて成り立つことが非常に日本的だなと思った。img_0663

そして、「連歌」という多数の人によって作られた詩も非常に興味深かった。一人が上の句を吟じ、それを聞いて下の句を即座に考える。西洋にも「詩」があるが、「多数の人が協力し合って作る作品」はなかなかないと思う。恐らく中国の文学にもないだろう。

日本の「里山文化」と非常に似ている気がした。これぞ、日本的思想の素ではないだろうか。東日本大震災後に話題になった「絆」や「助け合い」といった言葉ももともとここから来ただろう。

これこそ、経済的急成長で失われた古き良き日本的思想で、まさに現代日本に欠けている要素だと思った。

しかし、文化が時代に応じて変わっていくのは仕方ないことだ。 

文化は長い歴史で色々な変化を遂げてきた。なので、こういった要素が消えるのは、この時代にはもう必要でなくなったからかもしれない。

日本の学校では古典はまだ教わるらしいが、古典をただの授業科目として教えるのではなく、その本来ある思想を教え込むべきなのではないだろうか。

短歌や連歌などは、あくまでも日本的思想・精神を持ち運ぶ「媒体」で、短歌が消えても、その精神さえ存在すれば、何か違う形に受け継ぐことができるかもしれない。

日本的思想は実にとても深い物がある。しかし、日本は島国で、しかもほぼ単一民族だったので、その伝統や文化を言葉にして訴える必要はあまりなかった。そのせいか、言葉には説明できないところがある。

それを「感じる」しかないかもしれない。

アメリカやヨーロッパ諸国は、ずっと異文化に囲まれていたせいか、言葉にして国民に伝えなければいけなかった。グローバル化が進む中、言葉にされた欧米の文化は日本の「曖昧」な文化より、表面的なインパクトが強かった。そのせいで、日本の文化は薄れてしまったかもしれない。

「お前達は戦前の日本の良き伝統文化を受け継ぐ最後の世代なんだ」というのは岡野先生が若き日本人達へのメッセージだった。これは、もしかしたら日本に限ったことではないかもしれない。

文化は変わるものとはいいつつ、その本来ある姿を忘れては文化の本質が消えてしまう恐れがある。我々の世代はそれを守りつつ、今後のチャレンジと向き合わなければならない。

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