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私達が普段お金を預けている銀行は、私達の貯金をどこに投資しているか、ご存知でしょうか?建設業界、証券取引、製造業など、様々な業界に私達のお金が投資されています。私達の貯金のおかげで、より良い生活、より質の良い建物、生活をより便利にするための製造ができるのであれば、少しは嬉しいのでしょう。

しかし、私達の貯金は実は、あまりよろしくない、悪く言えば非人道的なところに投資されていることはご存知でしょうか?

実は、日本のメガバンクから、クラスター爆弾製造業への融資額はなんと、896億円です。

クラスター爆弾は容器となる大型の弾体の中に複数の子弾を搭載した爆弾です。投下の後に空中で破裂することで子弾を散布し、多数の小規模な爆発を引き起こすなどして広範囲の目標に損害を与えるという、非常に非人道的な武器です。(Wikipediaより)

私達が知らないところで、私達の貯金で戦争を促している、平和や環境を破壊しているようなところで利用されているといっても過言ではありません。私達は平和な生活を送りながら、日々「戦争やめろ」とか、平和の実現を訴えている反面、私達は間接的に戦争で使われる、非人道的な武器のクラスター爆弾製造に貢献しているのです。

更に、「環境とエネルギー」に関しても、実は銀行は大きな役割を果たしています。日本の大手銀行6グループの化石燃料に15兆円の投資をしています。この化石燃料への15兆円は、再生可能エネルギーへの投資(2兆円)の7倍以上なんです。

昨年の12月に採択されたパリ協定では、日本は2030年までに2013年比26%温室効果ガス削減を実現する目標を掲げたのですが、今の投資対象をみると、完全に正反対の方面に向かっていることがわかります。

「戦争と平和」、「環境問題」、「エネルギー問題」などといったテーマはとても遠く、自分では何もできないことだと感じる人が多いのでしょう。

しかし、本当はそんなことはありません。世の中にある様々な社会問題、政治問題、環境問題などは、身近なところから取り組めることはたくさんあります。

例えば、クラスター爆弾製造のような非人道的な投資をするような銀行、または環境汚染に貢献する化石燃料に投資している銀行ではなく、別の銀行を選ぶことも、実は間接的に平和構築や環境保護に貢献しているのです。

しかし、もちろん、どの銀行がどんなことに投資しているか、ちゃんと情報収集しなければなりません。実は、Fair Finance Guideというものがあります。(日本語版:http://fairfinance.jp)

Fair Finance Guideでは以下の項目で評価されています。

気候変動、自然環境、人権、労働、兵器産業、健康、透明性、汚職などの15項目。

それぞれ、10点満点のスコアで評価されています。

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上記の表をご覧いただくとおわかりいただけると思いますが、日本の銀行は非常に評価が低いのです。もう一度強調しますが、10点満点です。

私達は銀行を選ぶ時、利便性(銀行が近いから)や健全性(大手なので安定しているから)だけでなく、もう一歩踏み込んで、社会性(預けているお金の行方、どんなところに投資されているか)を重視したほうがいいのではないだろうか。

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