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青い秋風に押されて通う通学路。
ひらひら揺れる紅葉に優しく反射される黄金色、朱色、黄朽葉色が彩るキャンパスに溢れんばかりの思いと希望。
目の前に繰り広げられる景色は過去への入り口。
木洩れ陽が差し込まれる枝葉の間を覗き未来を垣間見る。
歩幅に合わせた樹木のそよぐリズムで一歩ずつ前へ進むが、どことなく渋々と引きずる心がある。
どこまでも澄み渡る青空を眺めると、冴えない昨日に溺れていた自分が反映される。閑静な夜に密かに聞こえてくるのはうつろに響く足音と轟く胸の鼓動。
夜が深まるにつれ、藁にもすがる思いが募るばかり。

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