昨日仕事が終わってからすぐ駆け足で早稲田へと向かった。

早稲田インターナショナルフェスティバル(略:WIF)の年に1度の大隈講堂での公演を観に行った。いや、有名な俳優や女優が出演する演劇でもなく、プロダンサーや歌手による音楽イベントでもなく、20歳前後の少年少女たちが2ヶ月半の練習の成果を披露するサークルパフォーマンスだった。

私も去年までこのサークルに所属していて、去年まで6月公演に出演していた。私の大学生活の大半を占めたと言っても過言ではないぐらい、私の青春をこのサークルの捧げていた。

そんなサークルにはどんな魅力があるのだろうか?という疑問に対して、昨日懐かしさと絶えない笑みに包まれたときにその答えが思い浮かんだ、いや蘇ってきた。社会人になってから、忘れ去られそうなその気持ちが一瞬にして蘇ってきたのだ。

1人で日本に留学して、自分は少数派だと思いきや、SILSやWIFに入って周りの人がむしろ自分と似たような境遇の人のほうが多かったことに気付いた。誰でも自分のストーリーはあるが、誰もが違う背景を持っていたが、そこが共通点だった。いつの間にか、このサークルが自分の居場所になっていた。

4年間出演していたWIFの公演だったが、昨日初めて客席から最初から最後まで観たが、案の定、感無量だった。みんなの一生懸命踊った姿、いや精一杯楽しんでいる姿が懐かしくて仕方なかった。

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公演終了後、久しぶりに後輩たちや、先輩たちや、同期のみんな、それから初対面の人たちでも、会って話すことが出来て本当によかった。その後、WIFのOBOGたちと一緒に食事をすることになった。

2005/2006年にWIFを立ち上げたアン君(あだ名)や、顔すら見たことない先輩たちも一緒だったが、会ったことないのになぜか親近感が湧いた感じがまた不思議だった。その場のみんなはひとつのたった一つの共通点があった。

WIFの創立者の話を聞くと、当時は数人の日本人学生が国際交流したいと、何かイベントをやりたいと、そんなふとした思いで、この「祭り」を始めた。しかし、5000枚のビラを印刷し、配ったものの、結局集まったのは2人。

そこから始まったWIFが、今や毎回100人以上が集まる大きなサークルになっていた。

聞いただけでも鳥肌が立つ話だった。

当時は、留学生と集まってわいわい騒いで、解散というつもりで始まったらしいが、今や毎年次から次へと進むサークルになっている。

いつかは卒業し、帰国するメンバーたちだが、この一瞬だけ楽しんで、思い出を作って、たとえ離れ離れになっても、残るのはこの絆。

早稲田大学の校歌のワンフレーズを思い出す。

「集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光」

是非、この素晴らしいサークルを続けてほしい。

もっと多くの留学生の居場所になってほしい。

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