わせファイブという5人のグループとして、4人の実力派歌手と共に、3回目の石巻市へ、2日間、1つの目的:プロジェクト「R」

石巻市出身の早稲田大学卒業生が立ち上げたプロジェクト。石巻市には「音楽」という文化がなく、人々の生活には何か物足りないと思ったか、東日本大震災を機に「音楽」という文化を起こそうと、企画したプロジェクト。震災後に色々な人が色々な方法を通して、復興活動に励んでいた。

私も夢のプロジェクトで東京都内の小学校と避難所を回りながら、子供たちの応援メッセージと絵を集め、少しでも希望と夢を与えられるという思いで被災地へ届けた。途中には台湾をはじめ、地震を経験した国々の子供たちの応援メッセージと絵も集めた。(夢のプロジェクト:http://www.youtube.com/watch?v=5Vs0nbfgOR8)集まった数々の絵を岩手県と福島県の小学校に届けた。

震災1ヶ月半後に、早稲田大学のボランティア団体の活動で初めて石巻市に行った。そのとき見た石巻市は自然災害に苛まれた残骸ばかりで、見るに耐えない景色だった。その半年後に再び石巻市に行って、掃除していた石巻市女子商業高校の高校生と交流していた。こういうわけがあって、私は石巻市とは特別な思いがある。

土曜日の昼に高速バスに乗って仙台へと向かった。賑やかな仙台と引き換えに、石巻市は穏やかな空気が流れていた。隠しきれない震災の余波が町中の雰囲気と風景に現れていたが、そこには新しい風が吹いていた。立町商店街の天井からぶら下がっている鯉には市民の強い意志と希望が書かれていた。仮面ライダーの像も負けられない!と言わんばかりに町中の至る所に建っている。

二日目は津波に襲われたところに視察に連れて行っていただいたが、女川町も南浜町も1年ぶりだったせいか、どうも懐かしい気にすらなっていた。都会ではどうしようもない悩みをしていた私たちがここまで来ると、自分の悩みがどれだけちっぽけなものだか、気づかれていた。

プロジェクト「R」の2日目にわせファイブの1員として参加させていただいた。わせファイブの5人のメンバーはみんな背景が違ってて面白い。シンガポール人からの留学生、韓国からの歌姫、アメリカに1年間住んでいた日本人のシンガーソングライター、早稲田の国際交流センターに活躍している日本人、それから福井県出身のこってり日本人の演歌歌手。

私は歌が下手で歌えないので、今回は10年前にやめちゃったピアノを担当し、演歌の伴奏を弾かせていただいた。伴奏は初めてだったし、キーボードも慣れないものでミスばかりだったが、イベントが全体的にすごく楽しかった!出演者の皆さんはとてもお上手で、中にもフジロックに出たことあるバンドまでいた!

音楽は世界共通の言葉なので、国を問わず、出身地を問わず、誰でも音楽を通して何かを伝えることができると思う。

私が感じる「R」はRenaissance。

いや、14世紀のイタリアで起きた芸術の革新運動のことではない。その言葉の元の意味の「甦生」、「復活」です。頑張れ、石巻市!頑張れ、東北!

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