正式に就職する前に仕事がなくなり、人生が予想外に展開し、一瞬呆気にとられてしまった。一瞬自分を見失いそうになるところだった。

「Life is never about Plan As, but about Plan Bs and Cs」(人生は第一志望ばかりではない。むしろ第二志望・第三志望ばかりだ。」という言葉を思い浮かぶ。6年前に高校卒業するときに校長先生が全校の卒業生に贈った一言。人生は必ずしも第一志望ばかりが受かるとは限らない。むしろ、第二志望、第三志望ばかりだと。

そのおかげか、思った通りにうまくいかなくても、がっかりしなくなった。これは少しだけ曲がりくねった道なのだと、心の中ではわかっているのだ。所詮、人生は迷子になった時こそ、その終点より大事な人と物事に出会うのだから。今はまさに、迷子なのだが、誰も見えないその裏には、きっと私が望む道がこっそり刻まれていると信じている。もしかしたら、それは所謂信仰かもしれない。何かの宗教の信仰ではなく、人生が曲がりくねったりしても、最終的には辿り着くことに対する信仰なのだ。

「デニスは就職活動がうまくいって大手の金融機関に就職して、大金持ちになるより、こういう道のほうが似合う。」といわれたときが一番嬉しかった。人生には方程式なんてない。自分の道がわからない人こそ、みんなが望む方向に進むのだ。夢のない人こそ、みんなが望むことをしたがるのだ。

波乱万丈なスタートと言いたいところだったが、いや、これはまだスタートじゃない。

スタートはこれからだ。

サークルの合宿。休息するのは、より長い道を歩くため。

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