日本人なら誰もが耳にしたことあるフレーズなのではないだろうか。英語の教科書で一番最初に習った英語の文章は恐らく、この恐ろしく使えないフレーズだそうです。確かに、日常会話で実際この文章を使ったことがある人はどれぐらいいるだろうか。私は一度も使ったことない。大半の人もそうでしょう。そういうわけで、この「This is a pen」という文章は多くの人に批判され、馬鹿にされてきた。こんな文章を習うから、日本人は英語が喋れないんだよ!ってよく聞かれる。確かに、「This is a pen」じゃなくて、もっと日常会話で使えそうな文章を習ったほうが、少しでもコミュニケーション力があがるかもしれない。

しかし、昨日のゼミで先生は「This is a pen」論を見事に反論し、私を説得した。「This is a pen」は日常会話で使えないのは間違いないが、もし英語の初心者に文法を教えようとして、どういう文章を教えるのだろう?「My name is Dennis」、「I am twenty four years old」、「I like to learn languages」などなどは、間違いなく「This is a pen」よりコミュニケーションを取るのに使える。がしかし、この3つの文章は使用枠に関して非常に限られている。この3つの文章は「私=デニス」にしか当てはまらないからだ。

誰でも、ペンを指して、「This is a pen」を言っても正しい。でも、誰でも「My name is Dennis」や「I am twenty four years old」と言えるわけではない。たとえ本当に24歳の人がいるとしても、1年過ぎたら、「I am twenty four years old」が言えなくなるだろう。

それから、「This is a pen」は文法的に非常に基礎的な文法が入ってる。「I am~」だと、人称変化によって文法が変わるし、初心者には第一歩ではない。しかし、This is a penの場合だと、名詞を入れ替えれば、いくらでも使えるし、意味は通じる。それから形容詞などをつければ、更に使える文章になる。(This is a blue pen/ This is my pen)

しかし、問題はこれからだ。先生がおっしゃったには、こんな馬鹿にされた「This is a pen」でも、多くの日本人はその文法を理解してないし、使いこなせていない。イギリスの某大学の交流会に数人の日本人の大学生がいました。大学の教授が日本人の学生に前に置いてある果物のバスケットを指して、「Can you name me some of these fruits?」(これらの果物の名前を言ってくれますか?)と聞いた。教授は何を考えてそんな見下すような、侮辱的な質問をしたかわからないが、ここで、日本人の学生がうまく返答して、会話を促すようにすれば、教授の日本人に対する偏見は破れるはずだ。

残念ながら、日本人の学生はリンゴを指して「ディーズ・イズ・アップル」、いちごを指して「ディーズ・イズ・ストローベリー」など、似た文章を連発して会話が終わった。

みんな気付きましたか?いや、発音は問題じゃない。国によって発音が違ったりするから。いや、会話に発展しなかったのも別にどうでもいい。

問題は、「This is a pen」という日本人なら誰もが知ってる文章で教わった文法はこの学生達は理解していなかった。名詞を言うときに、必ず「定冠詞」または「不定冠詞」をつけなければいけない。この場合はもちろん不定冠詞だけど。

「This is apple」と「This is an apple」は両方意味は通じるけど、前者は文法的に完全に間違っている。

というのは、「This is a pen」をここまで馬鹿にされてきたのに、せめてそこに含まれた文法を覚えるべきなのではないだろうか?

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