二日前に、日本に帰って来てから初めてのバイトに行ってきました。2週間前、前もっての連絡もせずにアルバイトを捨てて日本を出たので、店長とスタッフに怒られるのかなって懸念を抱きながら店に入った。嬉しいことに、皆さんは怒るどころか、暖かく迎えてくださった。地震とか放射能の問題でいきなりバイトを辞めて国を出たことに対する怒りは微塵もなく、逆にまだまだ問題が続いている中で日本に戻ってきて、それからバイトに戻ることに対してありがたい気持ちを示してくれた。本当に暖かい人たちだなと思った。

他のバイトのスタッフはもうやめたと聞いた。別に驚くほどのことではないと思う。もともと交流プログラムで来た人が交流プログラムが中止になったので、もう日本に戻る理由はないだろうし、ただの旅行で来る人も別に日本じゃなくても他の国に行けるだろうし、みんなそれぞれの理由で日本に戻らないことにしただろう。私は、ここには生活がまだまだ続いてるし、大事な友達もいるし、むしろ日本に戻りたくてしょうがなかった。

私がいない間に、人手が足りなかったらしく、店長と社員、それから社長まで手伝いにいらしたらしい。前アルバイトやった人までお願いして戻ってもらったという。もちろん、人手が足りないので、店長たちも休みの日が一切なくなったという。毎日の大変な労働で店長も病気にかかったらしい。それを聞くと、思わず罪悪感が湧いてきた。皆さんが頑張っているのに、私は自分のために逃げちゃったとか、本当に情けない。でも、ある意味で仕方ないのかもしれない。その時は色々な事情があったので自分のことをまず考えないと、誰も構ってくれないし、万が一のことがあったら誰にも責任を取ってもらえない。

キッチンのスタッフも暖かく歓迎してくださった。久しぶりのバイトで、しかも少し疲れていたのにもかかわらず、皆さんの明るい顔と懐かしい面白さに元気をもらえた。キッチンのスタッフも敢えて私をからかって、「面白くしないと、みんな戻ってこないからね」とか言ってた(笑)

そして、バイト復活の初日にやけに忙しかった。名前は思い浮かばないけど、芸能人の接客もした。「お客様は元通りになってきたけど、アルバイトのスタッフはまだ増えない」とか、「もうちょっと自分の時間がほしいな!」とかといった店長の切実な悩みと心の叫びを聞くと、胸が痛くなる。

私はもっと手伝ってあげたかったけど、自分もやることあるのでそう簡単には行かない。でも、皆さんが少しでも楽になれるように、頑張ろうと思った。

これはやりがいのある仕事だと改めて思った。いや、芸能人が来るからとかじゃなくて、皆さんは思いやりと感謝の気持ちを大切にするし、学ぶこともいっぱいあると思った。時間と力は少しだけしかあげられないけど、自分の範囲内で貢献しようと思った。

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